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今週のインターネットラジオは・・・ 医学博士の、 大原純一さんです。
まず、免疫とは何でしょうか?疫を免れるのが免疫です。つまり感染症や癌などの病気から免れるための抗原(やワクチン)を身体に入れることで、同じ病気にかからないようにするということです。いったいどうして、そんなことができるのでしょうか? 大原先生は、その免疫担当細胞が司るメカニズムについて詳しくお話いただきました。 抗体の構造は長いチェーン2本と短いチェーン2本がひとつのユニットをつくっています。この構造の形はサソリの形に似ています。このサソリの形の抗体が様々な病気から我々を守ってくれているわけです。 一方、最近では癌の細胞を壊すことができる様々なワクチンも開発されてきています。しかしながら、こういったワクチンは、正常な細胞を壊すこともあるため、これが副作用として現れます。副作用を少しでも無くして癌細胞だけを破壊するようなワクチンの研究が世界中で進んでいます。次に免疫療法について大原先生は、モノクロナル抗体という人工的につくった抗体を利用する方法と、ワクチンを作成して癌にならないようにする方法と、CTL(例えばキラーT細胞)を利用する方法があるとお話されました。今まで利用されているモノクロナル抗体は4種類ほどありますが、こういった標的抗体を癌の末期の患者に試したところ、効果が最大で55%あがったとの報告もありました。 ご参加された方々からも沢山のご質問がありました。サプリメントを使って免疫力を高めることはできるのでしょうか? これは確実に検証されたものはまだ、見つかってないというのが現状だとのこと。また、野菜ジュースなど飲食物によって癌の発症を防ぐことができるのでしょうか? これも確かな証明がでているわけではありません。しかしながら、新鮮な野菜や果物などを適度に摂取することは、健康を維持ためには大切なことだということです。 最後に、「免疫力を高めるためには美味しいものを食べることが必要だ」ということです。これは、ご馳走を食べるという意味ではなく、いつもバランスの良い食生活を心がけるということが、病気にかかりにくい免疫力の高い体をつくることにつながる、ということでした。 大原先生の豊富な知識を少しでも享受させていただき、心より感謝いたします。
大原純一医師のプロファイル 米国内科会公認の消化器内科専門医。岡山大学医学部、大阪大学医学部(免疫学専門)を終了後、米国国立衛生研究所(NIH)、コロラド大学医学部消化器内科に所属し、コロラド大学癌研究センターのメンバーを併任し、基礎医学と臨床医学の両分野で研究に励む。現在はリトル東京、トーランス、アーバインで、消化器専門の内科医としてご活躍中です。大原先生へのお問い合わせは、 連絡先:(949)-654-8963 アーバインオフィス 取材協力:OCJAA -----------------------------------
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